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荻野朋活

2012年2月21日

子供の教育

先週末は息子の保育園恒例の、毎年年度末におこなう発表会でした。僕たちにとっては2度目です。

息子の保育園は、アクロバットな身体能力や早期学習としてちょっと有名な保育園です。まだ新しい保育園なので、去年の5歳児より今年の5歳児の方が、保育園での指導が長い分、さらにレベルの高い演技を元気いっぱい魅せてくれました。

早期教育に関しては批判も多いです。子供に曲芸みたいなものを仕込むのは可哀想という意見もあります。ただ、結構子供はのびのびと楽しんでるんですね。勉強も覚えるのが楽しいみたいで、録画した教育番組や、家内の策略で買った教育DVDを自分でリモコンやDVDを操作して見ています。最近は仮面ライダーフォーゼとゴーカイジャーも大好きです(笑)

僕自身は子供の頃にまったく勉強をしてこなかったので、幼少の頃から焦って詰め込まなくてもいいと思っています。ただ、できないよりはできた方がいいし、学ぶことの楽しさを小さい頃から知ってるのであれば、それはそれでいいと思います。小学校になれば勉強しなくなる可能性もありますが、それもそれ。どれが最終的に正しいか等はある意味どうでもいいことで、まずは親が正しいと信じる教育をすればいいと考えています。

親といっても所詮、人生半ばというにも早い年代。当然間違えます。
大切なことは、子供から逃げないこと。それだけだと考えています。

荻野朋活

2012年2月20日

寅さん

  • テーマ:雑感
  • [ 荻野朋活 ]

またまたブログをサボっておりました。イレギュラーの仕事が大量に発生して仕事の提出が後手後手にまわり、ブログの更新などすると「仕事やれ!」と怒られそうで、Facebookの書き込みもままならない状況でした(笑)

そうこうする間にも書きたいことはいっぱいありました。ひとつは寅さんで第1作から登場していたオバちゃんこと三崎千恵子さんが先週お亡くなりになったことです。オバちゃんとタコ社長こと太宰久雄さんが独特の寅さんワールドに大きな一役を買っていると思っているのですが、この二人に限っては泣いてもコミカルなシーンになってしまうのですね。初代おいちゃんこと森川信さんもそういうキャラクターでしたが、残念ながら初代おいちゃんの元気な姿が見れるのは最初の8作品のみです。

寅さんがつまらないという人は結構多数派な気がしますが(苦笑)、寅さんは先入観を一切抜きに、頭を空っぽにして見て頂きたい映画です。ワンパターンという批判はその通りなのですが、寅さんファンはいつも変わらない寅さんと御一同が見たいわけですから、ワンパターンじゃないと困るわけです(笑)では、そのワンパターンの楽しさをどこから味わうのがいいかと問われれば、人それぞれお勧めが変わると思います。僕個人としては第5作〜8作かな?と思います。

その理由は次のとおりです。

(1) 第5作から「男はつらいよ○○○○」というタイトルになっているから。
つまり寅さんの「型」が決まってきている。
(2) 第8作までの、森川信さんがおいちゃんの作品をまずは見て欲しいから。
(3) 第5作が僕が最初に最後まで見た寅さん(つまり最初に良さを理解した)だから。

第5作は望郷編というのですが、蒸気機関車が象徴的な映画です。僕も小さな頃は乗っていたらしいのですが、記憶にはありません。ただ寅さんで機関車の汽笛を聞くと、それだけでノスタルジーを感じます。第5作は蒸気機関車がいっぱい出てきます。そこで機関車を運転する国鉄職員が汗と油まみれで働く姿が、第5作の笑いの伏線です。この作品のもうひとつの個人的ポイントが、舞台が浦安というところです。僕が知る浦安は、東京ディズニーランドが出来てからの開発が進んだ後なので、この5作で出てくる浦安とのギャップがもの凄いのです。こういう、時代時代の、土地土地の、日本の風俗を垣間みることができるのも、寅さんの大きな魅力です。

第1作から見たくなる人もいっぱいいると思いますが、1作目は10作くらい見た後でもいいと思います。まず、寅さんのキャラが強すぎて、それだけで嫌になる人がいると思います(笑)でも第1作は間違いなく名作です。オープニングがとてもいいんですね。どうして寅さんがフーテン生活を送っているのか、妹の桜と生き別れになったのか。それがオープニングの口上で語られるのです。そして、この作品に出てくる桜だけが、独身時代設定の桜です(笑)以後の桜は生活感たっぷりですが、この作品では桜がOLとして、キレイにお化粧居て出てきます。本当に美しいです。今の女優さんにはちょっと無い美しさですね。

後はもう、好きな役者さんが出ているものをつまみ食いするように見て行けばいいと思います!
この、ストーリーとかそういうものを超えた、キャラの設定だけで成り立っている妙味を、より多くの人に味わっていただければなと思います。オバちゃんを回想する意味では、第28作「寅次郎紙風船」等もお勧めです。オバちゃんが寅さんに「夜鳴きそばのチャルメラ」とからかわれるシーンが楽しいんですね。マドンナではないのですが、マドンナよりインパクトのある岸本加世子さんが、とても元気な演技を見せてくれます。

荻野朋活

2012年1月18日

XBRLとCSV

Active IRでXBRLの対応を謳っておりますが、XBRLは「eXtensible Business Reporting Language」の略で、財務レポートを効率的に、かつひとつのXBRLを様々な財務局面で運用できるようにされたフォーマットです。簡単に言うと、数値に財務的な住所を与えるようなものになります。「123456」という数字には何の意味もありませんが、それが「○○会社の2012年の第3四半期の連結決算で今年の売上高の数字(かつ第1四半期〜第3四半期までの累積)で6桁省略しています。」という情報がくっついてくれば意味のある数字になります。この情報をタグで全ての数値に与えているため、XBRLで正確な財務情報の更新ができることになります。住所があるので正確に配達できるということですね。

CSVはエクセル等の表計算ソフト(話それますが、AppleのNumbersという表計算ソフトは恐ろしく使いやすいです)でも活用される、カンマで区切った数値群ですが、これだけだと共通の表組を使わないと、必ず間違った振り分けをされることになります。

Active IRを完成させた9月の段階では、CSVの活用は全く念頭においていませんでした。XBRLはCSVを完全にカバーできると考えていたんですね。アプリケーションを開発する人間でありながらそこには盲点があったのですが、CSVにあってXBRLにないものがあります。CSVを編集するには多くの優秀なツールが出ていますが、XBRLの編集には数えるほどしか無いということです。私はそれらのツールを一度も触ったことがないので評価はできないのですが、IR担当者の話を聞く限りでは少なくともエクセルのようには使えないという事です。実際、Active IR用にXBRLの管理ツールも開発していますがなかなか複雑で、これはお客様に使わせるわけにはいかないと判断したくらいなので仕方が無いともいえます。Active IRでは、表組作成の管理画面は提供していません。作成した表組の数字やグラフをお客様に自由に触っていただくという仕様です。

そこでCSV入力ですが、これはテストで触っていただいたIRのご担当者様の希望で追加しました。財務報告用の財務表をまずエクセルで作るので、CSVから入力できる方が便利ということです。セグメント情報などはXBRLをカスタマイズしないと加えられないため、今のところ手入力になってしまうのですね。そこも含めて、CSV入力が必要になるわけです。

さて、最初にXBRLは数値に財務的な住所を与えるようなものと説明しましたが、CSVではそういうことができません。まず思いつくところが「売上高」とか「2012」とかをテキストとして照合して表組に加えるという考え方です。これもできるだけ正確にできるように照合するエンジンを作っておりますが完璧ではありません。Active IRではもうひとつのCSV入力方法をご用意しています。詳しくはここではご説明しませんが、郵便の比喩で喩えると、住所録を作りその住所録を編集してもらうという方法になります。編集ミスがなければ完璧に正しい数値を送ることができます。

荻野朋活

2012年1月17日

パソコン黎明記

  • テーマ:雑感
  • [ 荻野朋活 ]

パソコン黎明記

ジョブズの伝記を読みました!

全体的に楽しかったです。という、いい加減な読書感想ですが(笑)、ジョブズがAppleに復帰以後のサクセスストーリーより、まだパーソナルコンピューターで何ができるのか、誰もが模索していた頃にひとりだけメチャクチャ明快なビジョンで開発に没頭していた頃が一番刺激を受けました。ちょうどジョブズがMacintoshを開発していた頃、今から28年ほど前に僕はパソコンを触りはじめました。最初はCASIOのPB-100「焼きそばUFOスペシャル」という、1000人に1人も知らないようなマシンでした。電卓の延長なのですがBASICが入っていました。メモリは何と、1.5KBです。メガではありません。キロバイトです。これでゲームもプログラムしたんですね。ゲームを入れて学校で友達に遊ばせたりしていました。今にして思えばモバイルマシンでした。

しばらく後に、PC-6001mk2という8ビットパソコンを友達から売ってもらいました。メモリは32KBに進化しました。DVDやCD-ROMはおろか、フロッピーディスクすらありませんでした。データはカセットテープでロードやセーブをしていました。データのコピーはダブルデッキのカセットレコーダーです。笑えますよね(笑)

そんな頃にMacintoshが出たのですが、当時の僕にはまったく響かないマシンでした。IBM PCにも興味がなく、もっぱら国産のマシンが面白い時代でした。昔は今のようにWindowsかMacか?という二者択一ではなく、本当に色んな種類がありました。8ビットではNECのPC-8801シリーズを筆頭に、シャープのX1、マニアには同じくシャープのMZと、同じシャープでも異なるアーキテクチャの8ビットマシンを出していました。富士通のFM-77も人気がありましたが、何といってもMSXでしょうか。徹底してチープな端末でした。キーボードがゴムとか(笑)東芝とか日立とか、みんな独自仕様でパソコン作ってました。トミーのぴゅう太という日本語パソコンもありました。
そしてそのホンのちょっと後に、NECのPC-9801VシリーズやシャープのX68000という16ビットパソコンも登場して、僕の意識は完全にそっちに向いてました。今にして思えばMacの対抗ツールであった、PC-100という16ビットマシンもありました。当時は日米、何気に拮抗していたのかな?なんて思います。

ネットも黎明期でした。僕の記憶では、8801シリーズにTRという電話(モデム)付きパソコンが出て、NECがPC-VANというパソコン通信サービスをスタートしてました。あの当時からネットやってたら面白かっただろうなと思います。廃人になってたかも知れませんが(笑)僕がネットを始めたのは、それから随分経って1994年頃でした。その時に買ったのがMac。当時のAppleはといえば、スカリーが退任してスピンドラー態勢に移る頃。まあ迷走時代だったのですね。Macユーザーの熱狂的なファンぶりとAppleのダメっぷりは、阪神タイガースのファンとダメ虎に通じるものもありました。どっちも身売り話が耐えなかった。

そしてAppleにはジョブズが戻り、タイガースには星野が采配を振るってその後の大躍進に・・・って方向でまとまっても困りますね(笑)

でもパソコンとネットの進化には凄いなーとしかいいようがないし、ジョブズの伝記を読むと改めて彼の役割の大きさというのを痛感します。あの本の助演男優賞は「ビル・ゲイツ」です。ちょっとホロっとさせられます。

※写真は僕の2代目愛機ことPC-6001mk2(ジョブズではありません笑)

荻野朋活

2012年1月7日

新製品 Active IRについて

今回、この製品をリリースできたことを、とても嬉しく思っています。

一度はあと少しの所まで完成させたこの製品を、ASPサービスとして最初から作り直したのが「Active IR」です。当初はWebPR CMSもIR向けソリューションとして開発した中の一部でした。簡単に説明すると、元々ひとつのパッケージに入れるつもりだったこれらシステムの各機能が、ターゲットが違うことに気付いていなかったわけです。同じIR部門でも、WebPR CMSのターゲットはサイトをリニューアルしたい会社が主なターゲット。Active IRは既にあるサイトに機能を追加したい会社がターゲットになります。そして、WebPR CMSがIRサイトに限らず、どんなサイトにでも活用できることに対し、Active IRはまさにIRサイトを所有している会社しか必要としないわけです(笑)

フルパッケージにすることにこだわり過ぎていたのですね。
そのような経緯で、元々ひとつだったActive IRから、広報全般に活用できる承認ワークフローやニュース、各種テンプレートをまとめてWebPR CMS(リリース当初はWebPerfect)として製品化し、その後ギャラリーテンプレートやブログテンプレート、セミナーテンプレート、お問い合わせフォーム生成システム等を追加し、広報CMSとして着実に発展させてきました。そしてActive IRは、既存サイトに機能を追加するものとしてより相応しい、ASPサービスとして開発しなおしたのです。

そのActive IRですが、単純にASP化するだけでは中途半端なものになってしまうので、再開発にあたって非常に難しい開発ハードルを設定しました。

○ASPサーバにXBRLデータベースを構築し、XBRLで自動更新できる
○XBRLで自動更新するだけでなく、手動で数値入力する科目や演算して出力する科目を混在させる
○ASP形式でも、デザインコントロールを完全にする
○グラフはFlashだけでなく、静止画像でも出力できるようにする
○IFRSのXBRLに対応する

以前の開発では任意のXBRL(eXtensible Business Reporting Language:財務レポートを生成するためにカスタマイズしたXMLっぽいフォーマット)だけを設定して読み込む仕様にしていたのですが、今回はXBRLを完全にパースするエンジンを開発し、ひとまず開示されたXBRLは全てASPのデータベースにストックする仕様にしました。これが大変でしたね。汎用性のあるCMSにするために、何度も何度もデータベース仕様を作り直しました。実はまだ全上場企業分のXBRL DBは作ってないんです。1,200社くらい終わりましたが、XBRLのダウンロードを手作業でやってるんですね(笑)
一度DBに入れると小気味いいほど簡単に5年推移の財務諸表が作成できます。 

次にデザインコントロールです。これもなかなか細かいハードルがたくさんありました。ひとつはASPから引っ張ったデータをどのようにコントロールして表示するか、というハードルです。色んな方法を試しましたが、何かしらリスクやデメリットが発生するんですね。大手企業ならデメリットを飲ませるのも簡単なのでしょうが、我々ではそうもいかないんです。結論としては、ほとんど静的ページと変わらないレベルでデザインコントロールを実現、表示速度も安定性も静的ページと同一にしてしまいました。公開データをASPから読み込まない仕様にして、Javascriptでのコントロールもしないようにしてしまったわけです。これも文字コードによっては、あの嫌なページ内スクロールが発生することになったのですが、文字コードの壁もクリアしました。

グラフは追加・編集、デザインのコントロールまで全て管理画面で行うことができます。Flashのグラフ、キレイだし、マウスオーバで数字が見れて楽しいんですけど、重いしFlashプレイヤーを入れてない環境だと悲惨なんですよね(笑)かつ、iPhoneやiPadではサポートされず、Adobeもついにスマホ向けFlashの開発をやめてしまいました。今後Flash自体がどうなるかわからない状況です。Active IRでは、Flashの美しさを保ったまま、どんなブラウザでも表示されるPNGフォーマットでグラフを出力します。できないと思われるのもシャクなので、Flashグラフも選べるようにしました(笑)
実はそれだけが理由ではなく、FlashはXMLでリアルタイムに描画することができるんですね。これがPNGではできないので、Active IRも自動公開モードにする場合は、Flashになります。いずれこの場合もFlashを使わずにできるように、第3のフォーマットを考えています。

そしてIFRS、対応しています。ひとまず2015年の強制適用が無くなって良かったですね。

とにかく、エンジニアリングとしては素晴らしい仕事になりました。自信作です!
デモサイトはすぐにご利用いただけます。一般的な共用のデモではなく、お申込いただいた企業様の財務情報で構築されたデモサイトです!

これからも少しずつActive IRの説明をしてまいりますので、よろしくお願いいたします。